売れるチラシ屋さんの石田です、
今日は、今話題のオンライン通話ツールを比較していきます。
ビジネスは対面からネットへ
オンライン通話、取り入れていますか?
新型コロナウイルスの影響で非対面式のサービスが注目されています。
巷では『Zoom飲み』なんて言葉も流行っていますね。
そのZoomの他にも、オンライン通話ができるサービスはいくつかあります。
今回は私が使ったことのある
【Zoom】 【LINE通話】 【Skype】
のそれぞれのメリット・デメリットをまとめてみようと思います。
そもそもZOOMは他と何が違うの?
企業のリモートワーク化が進むと同時に、ZOOMが市民権を得てきました。
ZOOMはオンライン通話ができるツールですが、オンライン通話なんて
元からSkypeやLINEでもできてたような、、?と思いませんでしたか?
なぜ、ここまでZOOMがもてはやされたのかというと、
・UI(デザインなど)がビジネスに適している
・複数人での会議が従来のツールより圧倒的にやりやすい
このあたりが大きな理由だと思います。
また、ZOOMはそもそもビジネスの場面でのグループ会議を前提として作られたサービスなので、
個人同士の連絡ツールが出発点のSkypeやLINEとはサービスの「立て付け」が元々違うんです。
他社ツール:1対1の通話・チャットからグループ通話機能が派生
ZOOM:もともとグループでの会議利用が前提
→そもそもアプローチが違う!
ZOOMとその他の従来のツールとの根本的な違いがわかったところで、
それぞれのツールのメリット・デメリットをまとめていきます。
3社ツールそれぞれのメリット・デメリット
ちょうど仕事でそれぞれのツールを使う場面があったので、その時思ったことをまとめていきます。
1)Zoom
メリット
・MTG開始までの作業が圧倒的に少ない(時間になったらURLにアクセスするだけ)
・友達申請などの煩わしさがない
→URLを共有してもらえばアカウントがなくてもすぐに参加可能
・大人数での通信が安定しており、ミュート機能なども使いやすいので、
セミナーなど一対多に向いている
・UIもビジネスに適している
・背景設定もできるから部屋が散らかっててもOK!笑
・Snap Camera(zoomとはまた別の会社のカメラアプリ)も入れておけば顔の加工もできる(美肌加工、様々なエフェクト)
デメリット
・リンクを知っていれば誰でも参加できるので、「Zoom爆撃」などと言われる新手のミーティング荒らしに会う可能性がある
→ミーティング自体にパスワードを設定する、SNS上でURLやミーティングIDを公表しない、などの対策が必要
・誰でも参加できる分自由に退出もできるため、何かを販売するためのセミナーなどその後の追客が必要な場合は、メールアドレス等zoom以外の連絡先で追う必要がある。
2)Skype
メリット
・サービスとして息が長いのですでに使ってる人が多い
・電話としての使いやすさはピカイチ。
・オンライン面接など1対1のビデオ通話に適している。
・あまり知られてないが、背景設定や背景ぼかしも一応可能。
参照→https://support.skype.com/ja/faq/FA34896/skype-bideotong-hua-nobei-jing-wokasutamaizusurufang-fa-wojiao-etekudasai
デメリット
・アカウント作成が必須。
・オンライン会議の人数上限が25名(zoomは50人、LINE通話は200人)
・人数が増えると通信が不安定になる(肌感覚では2〜5人がベスト)
・有料版のSkype for businessは2021年7月にサービス終了予定で、Teamsというツールに一括される模様。(デメリットというか、新しいツールにいずれ移行しなくてはいけないという懸念ですね。)
参照→https://blogs.windows.com/japan/2019/07/30/skype-for-business-online-to-be-retired-in-2021/
3)LINE通話
メリット
・普及率が高いのですでにアカウントを持っている人が多い
・最大200人まで同時にビデオ通話可能
デメリット
・アカウント作成が必須
・ビジネス相手のアカウントと「友だち」化不可避 ^^;
→プライベートに近いツールなのでビジネス利用には抵抗がある人も。
・UIもかなりカジュアル(フィルターの種類が豊富だが、キャラクターものや顔の変身加工などファンシーなもの多し)
・最大200人までビデオ通話可能なものの、人数が多いと通信は安定しにくい。
結論:少人数ならSkype、セミナー系ならZoomがおすすめ
いかがでしたか?
私はセミナーのような一対多数の場や、同僚など元々身元が明らかな人とさくっと会議したい場合はZoom、クライアントさんとの商談・定例面談などじっくり1対1で話したい場合はSkype、という感じで使い分けています。
手軽さと通信の安定性とセキュリティーの3つの観点から、場面に合わせて使い分けるのが良さそうです。
ちなみに、Googleにもチャット・通話ツールがあるのはご存知ですか?
元々Google hang out(ハングアウト)という名称で、サラリーマン時代にメーラーがGmailだった時はよく使っていたのですが、2020年6月末にサービス終了を予定しており『Google Meet』というサービスに移行するようです。
参照→https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/products/meet/
通信などに問題ないのであれば、個人的にはセキュリティ面などではZoomより信頼できるのでは?と考える部分もあるので、また使用感をレポートしますね!