売れるチラシ屋さんの石田です、
とにかくお客さんが欲しいんです!!
「石田さん、とにかくお客さんがほしいんです!」
「今すぐお客さんが来る方法を教えてください!」
と、焦っているクライアントさんが多いです。
そうやって焦っているクライアントさんに
これまでやってみた集客方法を聞いてみると
たまにびっくりするような事をやっている
人がいます。
不動産屋さん関係に多いのですが
・着ぐるみを呼ぶ(or自分で着る。笑)
・風船を配る
・お店の前でヤキソバを焼いて無料で配る
・ハワイ旅行をプレゼントする
などなど、、、
あなたも住宅展示場などで見たことがある
かもしれませんね。
高いお金を払って着ぐるみをレンタルしたり
ハワイ旅行代を立て替えたりするのは、
大変な事だと思います。
大変にも関わらず、こうした方法がうまく
いかないのは、無理もありません。
なぜなら、残念ながらこういった施策で
集まってくる人たちは【お客さんではない】からです。
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知らないうちに容疑者を集めています
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実は、お客さんには5つの種類があるという事実を
知っていますか?
5つの種類とは、、、
1、容疑者
2、見込み客
3、顧客
4、リピーター
5、推薦者
を指し、1から順に進むにつれて、お客さんとお店の
親密度が上がっていくイメージです。
「お客さんの5タイプ」①容疑者
イベントや特典などをきっかけに集まった、
目的のはっきりしない人たちです。単なる
見物客だったりします。
「お客さんかどうか疑わしい」状態で、まだ
あなたの売りたいものに興味をもってくれるか
どうかわかりません。
「お客さんの5タイプ」②見込み客
容疑者の状態から一歩進んで、あなたの商品を
買うかどうか検討してくれている人です。
「お客さんの5タイプ」③顧客
検討の結果、商品を買ってくれた人です。
「お客さんの5タイプ」④リピーター
何度も商品を買ってくれるお客さんです。
安定的な集客のための鍵になる大事な存在で
この人たちを重視するかどうかでビジネスが
うまくいくか明暗が分かれます。
「お客さんの5タイプ」⑤推薦者
リピーターのお客さんからさらに進化した状態で
商品の大ファンでありながら周りの人にも商品を
勧めてくれる人です。
ここまでくると、他社商品との比較も簡単には
行われないので、しっかりお客さんをグリップ
できている状態と言えます。
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つまり前半にお話しした
「着ぐるみなどで集客を頑張っているがうまくいかない」
という方は、
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お客さんを集めていると思いながら、
実は「容疑者」を集めまくっていた
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という事です。
容疑者をたくさん集める事自体は全く悪い
事ではありません。
お客さんになってくれる可能性のある人の
母数は多いに越したことはありません。
ですが、着ぐるみ、風船、ヤキソバ作戦のような
本来販売したいものと違う手段をつかって
集まってきた人たちには、
さらに「商品を知ってもらって欲しいと思ってもらう」
という段階を踏んでもらわないといけないので
集まってきただけで「お客さんが来た!」
と勘違いしてしまい「よかったらどうぞ」と
ついでのようにチラシを添えるだけでは
集客は全くできていないと考えた方がいいです。
大金を払ってそんなことをするくらいなら、
最初から「商品を買うかどうか検討する」という目的が
はっきりした人たちを集めた方が効率がいいのは明白です。
これを知らずに、お客さんが欲しくて
「容疑者集め」の部分だけを何度も何度も
繰り返してしまっているというケースが多いので、
あなたはそうならないように注意してくださいね。
次の記事では、商品を買うかどうか検討する気がある
目的のはっきりとした「見込み客」を集めるための
準備のしかたを紹介するので、楽しみにしていてください。