売れるチラシ屋さんの石田です、
緊急事態宣言も全国的に明けて
人の出入りもやっと増えてきましたね。
あなたも今頃「お客さんを呼び戻さないと!」
と考えているところだと思います。
そこで、今日は簡単なクイズをやります。
3つの選択肢から、答えを選んでください。
お客さんが来なくなる理由「第一位」は何?
Q: お客さんが来なくなる理由の第一位は、以下の3つのうちどれでしょうか?
A. 商品が不満だから
B. 家族や恋人に反対されたから
C. 大事にされてないと感じたから
、、、
正解は、
C. 大事にされてないと感じたから です。
「マーケティングの神様」と呼ばれる
アメリカのマーケッター、ダン・ケネディさん
は、著書の中でお客が離れていく理由を
以下のようにまとめています。
1%:死亡
3%:引越し
5%:友人や親戚の勧めでよそに行く
9%:価格や商品を比べてよそに行く
14%:商品やサービスが不満でよそに行く
68%:店主や店員にまともに相手にされないからよそへ行く
なんと、お客さんの68%は
感謝されない、大事にされない、おろそかにされていると
感じたから別のお店に行った、というのです。
(出典:『究極のマーケティングプラン』 ダン・ケネディ著)
あなたは正解しましたか?
いかがでしたか?正解しましたか?
私は正直、最初に聞いた時は意外だなと思いました。
商品やサービスに不満があってよそに行ってしまう
お客さんが一番多いだろうと思っていたからです。
このデータからも、
いかに既存のお客さんとの細かな連絡が大切かが
よくわかりますね。
こまめに連絡して、大切にすれば68%の顧客流出は防げるんです!
単純計算ですが、数字にすると
毎月10人失客していたとすると、連絡するだけで
6.8人(ほぼ7人)呼び戻せると考えると凄い事です。
商品が気に入らなくて去る人は、意外と少ない
サービスを提供する側に立っていると、
今まで来てくれていたお客さんがばったり来なくなると
「あれ。。。商品がダメだったかな!?」
と不安になってしまいます。
ですが、先ほどのデータにあるように
大半のお客さんは商品そのものよりも、
お店とのコンタクトの「密」さの方が
判断基準になりうるのです。
商品の改善に目がいきがちですが、商品を変えるより
お客さんとの接点を増やしてみる方が
テストとして試しやすいですよね。
その上68%も失客をおさえられるのなら、
かなり効率の良い方法だと言えます。
それに現代社会では、モノが溢れています。
みんな基本的に必要な商品はすでに手に入っている状態です。
品質も均一化されているので、そんな中で画期的だったり、
競合よりさらに高品質な新商品を生み出すのはとても大変ですが、
それに比べると既存のお客さんへの連絡を増やす事のほうが簡単です。
売上をあげたくて、何か打開策を考えているのであれば
まずはお客さんとのコンタクトの取り方を見直してみることをオススメします。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
石田